2004年08月11日

未来の現実を創るとは

 みなさん、今晩は。

その一。 京都の風物詩

昨夜の宇治川花火大会は、とても見事でした。
人出も、何万人来たのでしょうか? 
宇治橋から、塔の島にかけて、足の踏み場もありませんでした。

幸なことに、、私たちはマンションの最上階からみるという幸運に恵まれました。
次の楽しみは、16日の、「五山の送り火」です。

その2。 環境問題の仲間達・・・・文化を意識すればするほど 

今日は、久しぶりに、大阪の町に出ました。
廃棄物利用や土壌汚染対策の技術を開発している人たちとの打ち合わせでした。

21世紀、物質面で「文明のスタンダード」が達成されると、 個々人は、
それぞれにとってお気に入りの空間を作り出します。 

当然、そこでの文化(これは個人の持つ、精神の周波数といっていいでしょう)は、
各自まちまちです。
同じ文化を持っている人が集まった町や集落は、本当に心地よくなります。 
自分の家のなかのみならず、日常暮らす周辺の空間まで、自然と交信しながら、
すべて、一つのトーン、リズム、色彩、情感、などで滑らかな調和があるからです。

しかし、現状の工業化社会、なかでも都会は、こうしたものを生み出しません。
街に一緒に暮らしているものの、個々の人間の心が、全く違う周波数で、複雑に
干渉しあっているからです。

例えば、24色の絵の具を、全部でたらめにパレットに搾り出して、混ぜだすと、
極めて汚らしく、最後は、完全に灰色になるように、都会に集まった人間は、
取りあえず、金儲けと便利さを共通項としているのみで、
いずれもが、誰かが作ったシステム=機能社会のパーツにすぎず、
そこでは、美しいハーモニーは生まれません。

当然、その町、あるいはエリアからは、未来に残るような文化は生まれません。

今、日本中で進められている、地域興し、町興しは、実は、この文化の次元での
統一性からスタートしないと、全く無意味なものになります。

ただし、この「文化」は、扱うのに、本当に厄介です。
各人が好みの音楽が異なるように、そこに住む、皆が調和するようになるには、
多くの時間がかかります。

 結論を言うと、周囲から愛される唯我独尊の生き方の人物が不可欠です。その地域に暮らす皆が感動し、まねをしたくなるような形を、実際に纏めてそれをやりだす人。それも強烈な個性をもって、自分の喜びを表現し続ける人で、 言葉を超えた深い部分での共感を生み出す人の出現しか、方法はありません。

物まねや、寄木細工のうちは、なにも、美しいものは生まれないし、周囲に説得力は持たないでしょう。

 その点、どんなに文化が違おうとも、今に、生きている人間である以上、
絶対的に共通の土台があります。

 それは、物理的な「環境」です。 この環境問題は、個人の好み、価値観を超えて、
人間の生死とともに、絶対的な共通の了解事項となるものです。

 日本が、観光立国というのなら、まず、この「環境」の足元から始めるのが当然です。
現実には、ウソを言い立てて、物を売り、客を呼ぼうとしているのが、現状ですが、
真実を調べ、公開することが出発点です。

その3。 未来の土台は、「今、ここ」に。

 さて、今日は一つだけ、言っておきたいことがあります。

 21世紀の将来を考える時、すぐに精神世界や、波動とかを言い出す人がいます。
また、銀河連邦とか、地球政府とか、あるいは、何か、超絶的な存在が到来することを
指摘(期待?)する人がいます。

 私自身、21世紀について、これまで、「国家も、宗教も、通貨もなくなる」と
断言してきましたが、そうした理想的な世の中が、どう私たちの目の前に、具体的に立ち現れてくるのでしょうか。

 もし、皆さんが、この言葉を聞いて 
「国家も、カネもいらなくなるから、いま、もう、相手にしなくていい」と考えたら、
とんでもない、悲劇に襲われることになります。

 21世紀の完成形は、まず、私たちのココロのなか、つまりTHINKのコスモスに現れますが、それを現実に引きおろすのは、一体誰かです。

 こうしたことを何も考えず、「気がついたらそうなっていた」と、
 きっとそうなるから、なにもせず、日々漠然と過ごしていればそれでいいのでしょうか。

 2004年の私たちは、その日が来ることを、ただ何もせずに、
 待っていればいのでしょうか?・
 精神世界に浸っていれば、 未来の「理想の現実」から、 醜い「今の現実」に、
 ハシゴが下りてくる、ということなのでしょうか。

 これは、ありえません。 頭の中は、頭の中。 
実際の現実は、あくまでも、私たち自身が、「今の現実」に、ハシゴを立てて、
私たち自身が、上っていって、初めて、その「理想の現実」に到達するのです。

つまり、未来について考える時、現状の、国家、宗教、通貨の実態、存在を無視している人には、未来を築くことはできません。 

 徳川家康が、武力を使って、武力のない江戸時代を作ったように、

 国家を使って、国家を必要としない世界、
 宗教を使って、宗教を必要としない世界、
 通貨を使って、通貨を必要としない世界。

を、創っていきましょう。   


Posted by Arai at 2004年08月11日 23:58
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