今、発売中の週刊新潮、そして、文芸春秋7月号に、
靖国神社への首相参拝について、いろいろな人のインタビューが乗っています。
意外だったのが、読売のナベツネが、参拝反対のこと。
戦前の憲兵隊のことを、引き合いに出しています。
いろいろ読んでいくと、よく分かります。
靖国神社の首相参拝に、反対の人の視点は、二つあります。
・ まず、海外との関係、これには現状の目先の経済の問題もありますが、
外交上、サンフランシスコ講和条約を受け入れた事実と、今後の
世界での日本の地位の問題です。
・ そして、靖国神社とは、そもそも何か?という問いと、明治の拡張策が
最終的に、日本人自身にも大変な惨禍を残した事実に対する、責任論です。
それに対し、靖国参拝賛成論者には、最初から、この視点が無視されていて、
基本的に、そこには、「島国日本」の名誉と利益だけが意識にあり、
東京裁判無効・死者に罪なし・現状の中国政府の無礼さ を、指摘します。
当然、今の中国の共産党政権にとって、靖国神社参拝阻止こそが、
自己の中国支配の「正当性」を引き出す、鏡となってる、ことには、
全く思い至りません。
私の意見は、・・・・・。
行かないことで、穏便にすごすのは、中国に屈した形になりますが、
A級戦犯が合祀されてからは、天皇陛下が参拝に行っていないのですから、
陛下の心情を察して、これもOKです。 それで、日本の財界も、一安心でしょう。
また、どうしても、小泉個人の信念というなら、是非、8月15日に行って欲しい。
小泉さんは、首相になる前は、ほとんどここに参拝に来ていませんから、
明らかに、 彼は、政治家として、この靖国問題を扱っていることがわかります。
この場合、もちろん、経済的に大きなダメージが出ますし、なにより、
経済の混乱から、中国共産党の一党支配が終わるかもしれません。
しかし、明治維新(あるいはアヘン戦争)以来の近代化の実像を、
全アジア人で、 冷静に、見直すいい機会となります。
私が見ますに、日本人は、
「靖国神社ごときで、崩れるほど、やわなものではない」。
日本人は、世界中からきた人間が、一つになった、特別な民族です。
その事実と歴史過程を、大いに誇り、発信すればいいではないですか。
皇国史観に、占領史観。 どちらもゴメンです。
Posted by Arai at 2005年06月10日 21:40