おはようございます。
世界中で、熱波が襲っています。パキスタンでは、摂氏52度だって!!
今年は、またまた、竜巻や集中豪雨が、頻発するようです。
日曜日の夜に、NHKで、中国北京郊外の水不足事情を特集していましたが、
友人のチャイナウォチャーたちに言わせると、あの程度の報道では、生ぬるく、
都市と田舎の関係について、まるで、真実が伝わっていない、といいます。
社会主義といいながら、やっているのは、都市部の資産価値の維持・上昇です。
田舎こそが、本来、人間の生存を保障するものですが、中国の21世紀は、
日本の工業化・都市化を、規模で10倍、スピードで、3〜5倍で、追いかけて、
田舎を破壊しています。
都市にマンションを買って、子女を高校・大学に通わせることが出来るうちは、
そこに、頭の中で自分なりに描いた「希望を感じている」ことができますので、
中国政府としては、まず、それを壊さないことを目標に、政策を突き進めるしかない
ということなのでしょう。
しかし、そこにある、自分の頭で都合よく考えて作りだした「打算の世界」は、
あくまでも、絵に描いた餅です。それに対し、直接的に肉体に迫る環境問題は、
生存に直結する、リアリティーの重大問題です。
私は、「打算の世界」での利益追求を最優先する人間とは、基本的に離れること
にしています。
ここまで、環境問題がひどくなり、しかも、今後もますます大きな天災が置きかね
ない状況では、いかなる打算も、根底から、見当ハズレになりかねないからです。
(例えば、マンションの耐震偽装などは、天変地異とは関係なく、人間自身の問題で
おきています。 これは人間同士の騙しの次元の裏切りによる「見当違い」ですが、
これよりも比較にならない次元で、「想定外の事態」が、地震や台風などの天災や、
公害で起きてくるのです)
21世紀は、最優先に考えるべきは、今、ここにある、リアリテイーの現実生活で、
自分(家族)が、間違いなく、快適に、「生存」できるのか、という、この部分です。
現代社会では、何でも、一人で全てを用立てる、完全自給は出来ませんから、
大切なのは、自分にとって、足らないものを補いあえる、友人・知人の存在です。
少しでも、素敵なリアリテイーを作る。
オカネも事業も政策も、友人関係もすべてここから考えます。
それは、自分自身を生かす、生存のためのネットワークつくりであり、
私は、友人たちと、それを、<<自給圏>>と名づけました。
67億人が生きる地球で、各人が、それぞれ、現実に生きる現場に在って、
自給圏を構成しながら、精神的にも物質的にも、豊かな暮らしをすることです。
豊かさとは、多くの選択の中から、自分にとって、お気に入りのものを享受し、
また、発信し、交換できる、実感です。
そのとき、本来、農村での暮らしは、生存に関しては、もっとも強いはずです。
日本では、やっと、今、この重要性が認識され、政策にも反映されはじめました。
しかし、今の中国は、まったく、どうしようもありません。
政策的に、都市の贅沢な暮らしをより発展させるために、農村には、生存次元の
犠牲を強いているのです。
この矛盾は、農村が、破綻したときに、大きな反動、社会的な混乱になって
現れます。すでに、河川や土壌の汚染が、癌や障害児の発生を誘発し、その現象は
都市にも迫っており、鈍感な中国人でも、大騒ぎするのに、5年と待たないでしょう。
悲しいことに、日本の産業界にとって、今、その中国の富裕層が増えていかないと、
受注が減り、雇用が減り、不景気になってしまう、構造にあることです。
これは大問題です。
アジアの問題は、トータルで考えないといけません。
田舎を再生しながら、社会全体が発展する経済モデルを、急がねばなりません。
本当に、心地よくて、健康になって、真の友人ができる田舎が必要です。
情報だけは、ネットで世界中と繋がっていますから、リアリテイーで、
快適で健全な美しい空間を創った人間が、本当に、「希望」の実現者ですね。
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