2008年10月18日

昨日はゴメン。UBSのこと。

昨日は、日本国家の始まりがはっきりして、頭がパンパンになっていたので、
クールダウンのため大阪の京橋画廊にいき野村さんの絵画を見にいきました。

そのあとUBSについて書くつもりが、自宅で横になると、テレビをつけたまま
眠ってしまいました。

 今月に入って私がずっと考えていたのは、7世紀の日本についてです。
列島内に散在していた個々の部族社会がネットワーク社会から脱して、
強固な中央集権社会に切り替わるときに、一体、何があったのか? です。
 
 もちろん、マルクスが言うように、思想などの「上部構造」よりも先に、
生存条件=食糧生産に直結する「下部構造」の変化がありました。

 4世紀以後、日本列島では農業生産に関わる技術(主に鉄による農機具)
が改善し、5世紀にはいってから、爆発的に人口が増大します。
 そこでは、最初は、新規の渡来者同士での戦争が頻発しましたが(これが、
倭の五王時代)、6世紀に入ると、共通の価値観が徐々に定着していきます。
これは、継体天皇の登場の以後です。 その中で、聖徳太子が出てきます。

 日本列島の人口については、BC300年ごろ、7万5千人と推定されたものが、
千年後の700年には、540万人に増えたという解析結果があります。
 この最後の100年=7世紀について、一体、何が起きていたのか、ずっと考えて
いたのです。まさに、持統・不比等によって、アマテラスが生み出される背景です。

 この結果は、11月22日の、次回の東京・皆神塾で、検討します。
 また、来週10月25日の宇治探索でも、現地調査を行います。

 さて、宿題です。

>> 「UBSが国有化」についてです。

   実際には、公的資金の投入です。

 これによって、はっきりすることは、このスイス最大の銀行が、今後は、
 粉飾決算や違法の融資・信用供与が、出来なくなるということです。

 UBSは、どんな銀行か?

 これは、BIS(国際決済銀行)の成立と、戦後の運営に、直接的にかかわります。

 第一次世界大戦でドイツは多額の賠償金を負い、その返済のために、天文学的な
インフレーションが起きました。この間、そうしたドイツマルクと、他の通貨の両替を
行い、莫大な利益を上げたのが、スイスの銀行です。
 その間、ドイツに対する賠償金の回収と、貸付や債権の確定に設立したのが、
1930年5月にできた、BIS(国際決済銀行)です。

(re:このとき日本は、当初、BISの筆頭理事でしたが、国際連盟脱退後、発言権が
   なくなり、戦後のサンフランシスコ講和条約で、全ての権限を失効しています。
   この意味でも、長州閥の陸軍、そして松岡洋祐は、最悪の選択をしました。)
 
 スイスの銀行家達は、ドイツにヒトラーが登場すると、世界中から極秘に預けられ
 た資金を進んで貸しだします。 ヒトラーは、ユダヤ人を迫害しながら、ポーランド、
 フランスなどに軍事侵攻し、金塊や絵画を強奪していきました。

 一方、ヒトラーからの迫害や略奪を受ける人間にすれば、永世中立国のスイスに
 入れば逃れられると、多くのユダヤ人が逃げ込み、そして資産家たちは、スイスに
 資金を移し、秘密口座を開設します。

 そうした中、開戦直前の1934~41年に、スイスから1万5千トンの金塊がアメリカに
 向けて運び出されます。 これが1944年7月に、アメリカドルを、1オンス35ドル
 という金本位制にして、戦後世界の基軸通貨とするという、ブレトンウッズ会議の
 決定の根拠になります。

  「ヒトラーの登場で、ヨーロッパの金塊が危うくなる。アメリカに退避させよ。」
 
 として、日米戦争が始まるその直前までに、十分に金塊をアメリカに移した後、
 日独伊三国同盟の下、日本が参戦し、アメリカはドイツと戦う大義を得たのです。

  「スイスとアメリカが繋がっている」 といわれるのは、これです。

 戦後、アメリカドルが世界基軸通貨になり、一体、いくら発行するのか?

 これは、FRBの管理ですが、このとき、スイスに秘蔵された資金や金塊を元に、
 それを信用保証にして、米ドルを、各国の銀行で借り入れることが出来れば、
 スイスの銀行次第で、 どんどん、資金を引き出せます。

 スイスでは、そうした便宜を与えるのみならず、銀行側が、秘匿した資金に対し、
 さらに、詐欺的な工夫をします。

 自分が抱えている金塊をもとに、外部から預かった資金と引き替えに黄金証書を
 発行し、その黄金証書が、どんどん、世界で換金されるのですが、

 そのとき、同じ金塊を見せて、何枚もの黄金証書を乱発したら、どうなるのでしょう。

 1971年のニクソンショック以後は、米ドルは金の縛りがなくなり乱発され、この
 傾向が深まりますが、これに輪をかけたのが、レバレッジ、金融派生商品、
 サブプライムローンです。

 これは、実質100円しか、持っていない人間に対し、誰がが信用保証したとして、
 1万円を貸し、 さらに、それをもとに、10〜30倍もの、為替や株式、債券、
 オプションなどの取引を繰り返したら、どうなるでしょう。

 それが破綻したのが現在ですが、これまで、そのUBSの金融機能は、
 アメリカの軍事力に護られて、提出されるお手盛りの会計報告があるだけで、
 その真実が、ほとんどつかめないままでなのでした。

 それが、今回の一部国有化で、もうそれが出来なくなります。

 アメリカの、金融のワルたちが、手もとに実体のマネーもないのに、 それを、
 どこからともなく作り出し、国際情勢や需給バランスなどをメディアを使って、
 過剰演出し、それに合わせて、しっかり儲けて勝ち逃げるという手法が、

 出来なくなったのです。

 ワルどもと結託するスイスの秘密性。

 その一つに、バチカンがありました。 ここは、免罪符であつめた資金、新大陸
 から略奪した金塊などを、スイスに秘匿し、運用させてきました。

 また、18世紀後半、日本から流出した金塊も、一部は、このスイスに秘匿され、
 1934年からアメリカに流れた金塊は、主に、この部分でした。

 秘密 と インチキ は、 一心同体です。

今、その整理が始まったのではないでしょうか。

 もちろん、日本国内でも、

  秘密 と インチキ は、 一心同体です。

 自民党と旧大蔵官僚は、その中心なのはいうまでもありません。

 これまでの、エリートとは、その内側のインナーサークルに入ることを
 目指していた、のでしょう。

 もう、終わりにしましょう。

Posted by Arai at 2008年10月18日 08:22
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