毎月1日は、映画の日。料金は1000円。
しかも、日曜日。 京都の二条の東宝シネマは、満員でした。
「戦場のレクイエム」を見て、人民中国成立の歴史を又一つ学びました。
そして、この映画を見ながら、日本の靖国神社のことを考えました。
今の中国は、 中国共産党が政権を奪取して出来た、戦勝国です。
そこに到るまで、日中戦争、そして、国民党との内戦と、激しい戦いが続き、
そこで、命を落とした戦士は、「革命烈士」として、国家から、その栄誉を称え
られています。
今回の映画は、敵前失踪したとされた部下の名誉を晴らす、連隊長の
物語です。
日本で、こうした映画はできるだろうか、と考えました。
また、この映画の中で、敵になっているのは、同じ中国人の国民党軍です。
日本では、今から140年前の明治維新で、 同国人同士の戦いはなくなって
いますが、 中国では、ほんの60年前まで、殺し合いがあったのです。
日本の勇敢で忠実な、愛国兵士を、どう弔うか?
日露戦争までは、 忠魂碑が建てられましたが、
日中戦争や、対米戦争では、どうか?
今の靖国神社に、祀られているか否か、という基準での判断は、
あまりに、曖昧で、いい加減です。
あそこは、「靖国寺」にして、弔いと鎮魂の場に変えるべき、と私は考えます。
その上で、 真に、勇敢だった、兵士や民間人のなかで、称えるべき人物を、
私達は、 再発見せねばなりません。
今、 中国が、「日本に学べ」ブームを、起そうとしています。
過去を調べると、秋謹 魯迅 孫文 と、本当に日本びいきでした。
また、日本人では、中国革命に、宮崎滔天 梅屋庄吉 堀川辰吉朗 犬養毅
などは、生涯、支援し続けました。
今、一番残念なこと。
1945年2月の時点で、日本では、極秘に、昭和天皇を退位させて終戦にし、
高松宮を即位させる方針が、 米内光政、 岡田啓介、 仁和寺慈航 らの
間で、決められていたのに、 それが、実行できなかったことです。
もしそれが出来ていれば、
シベリア抑留もなく、 東京や大阪の空襲もなく、 広島・長崎の原爆もなく、
フィリピンマニラでの市街戦もありませんでした。
中華民族は、 国民党と 共産党に分かれて、戦いあいましたが、
日本の場合は、 国民は分裂こそしませんでしたが、
どうも、指導部内に、中国政策〈特に満州)を巡って、大きな対立が存在し、
それが、天皇家にも、関わっていたようです。
今、戦後の覇者アメリカが、衰退し、戦後、アメリカに支えられて利金を築いて
来た人間が、すべて足場を失っています。
20世紀の悲劇を、きちんと再評価する仕組みを、 私たちは、作り上げないと
いけません。
今、やっている、日本国(天皇・アマテラス)の誕生 の次に、大事なのは、
これになります。
その間に、明治維新で、どのように、日本の国家と天皇像が変質したのか、
こちらも、ふかけつですが、 今に、直結するのは、 やはり、この前の戦争
の総括です。
ブッシュ政権が終って、 第二次大戦の始まりとなった、ヒトラー政権の誕生秘話
まで近いうちに出てくることでしょう。
「戦場のレクイエム」は、 今月の6日まで。
是非、見て下さい。
そして、 日本の兵士のことを、同時に考えてください。
また、自衛隊員のことも。
Posted by Arai at 2009年02月01日 23:02
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